【時短と栄養の両立】野菜をムダなく摂る!冷凍野菜・ミールキットの活用術|管理栄養士監修

「仕事や育児で忙しいけど、野菜はしっかり摂りたい」「調理の手間を減らして、無駄なく野菜を使いきりたい」と悩む方は多いでしょう。日々の食事を効率的で栄養バランスに配慮したものにするためには、冷凍野菜やミールキットを活用するといった方法があります。本記事では、野菜を上手に使って、自分や家族の健康をサポートするための冷凍野菜・ミールキットの活用術を紹介します。
堀川 えり

監修者

堀川 えり

「身近な人の健康を支えたい」という想いで活動している管理栄養士ライター。学校や保育園での調理業務、医療機関での外来栄養指導など、6年の実務経験を経て独立。食の専門知識をわかりやすく伝えるため、200記事以上の執筆を担当。

著者

おゆきち

育児と仕事に励むワーキングマザー。子供の食物アレルギーをきっかけに、自身で「ゆるグルテンフリー生活」を実践中。自身の体験から、無理なく楽しく続けられるグルテンフリーのアイデアや、食物アレルギーを持つお子さんとの食生活のヒントを発信。

目次
     

    冷凍野菜は本当に栄養がある?生野菜との違いとは

    冷凍野菜は、皮やヘタ、種などが取り除かれた、下処理済みの状態で冷凍されている野菜のことです。市販の冷凍野菜は、急速冷凍によって野菜の味や食感、栄養素をほぼそのまま保ち、抑えられるような工夫がされています。ここでは、冷凍野菜と生野菜の栄養素の比較として、かぼちゃを例に見てみましょう。

    100g当たりの栄養素 西洋かぼちゃ(生) 西洋かぼちゃ(冷凍)
    エネルギー(kcal) 78 75
    たんぱく質(g) 1.9 2.2
    脂質(g) 0.3 0.3
    炭水化物(g) 20.6 18.5
    β-カロテン(μg) 2500 3700
    ビタミンB6(mg) 0.23 0.19
    ビタミンC(mg) 43 34

    参考:文部科学省 食品成分データベース西洋かぼちゃ(生)西洋かぼちゃ(冷凍)

    100gあたりの生のかぼちゃと冷凍のかぼちゃに含まれる栄養素を比べると、多少の誤差はあるものの栄養素の損失が極端に多いわけではないことがわかります。また、たんぱく質やβ-カロテンなどの栄養素は冷凍のほうが含有量が多い場合もあり、冷凍野菜の栄養素が生野菜に比べて必ずしも劣るわけではないことがわかります。

    ミールキットとは?3つのメリットと人気の理由を紹介

    ミールキットは、カットした野菜や下味をつけた肉・魚などを入れた人数分の食材と調味料、レシピがセットになった商品のことです。近年、人気が高まりつつあるミールキットは、インターネットから手軽に購入でき、ストックしておいて必要なときに使いやすいことがメリットの一つです。また、ほかにもミールキットの活用について3つのメリットがあります。

    【ミールキットを利用するメリット3つ】
    ・家事や調理の負担軽減
    ・献立のマンネリ化防止
    ・食材の使い切りが可能

    ミールキットは野菜の下処理が不要で、すぐに使えるのが大きな利点です。そのため、調理時の負担軽減や献立のマンネリ化を減らし、新鮮な野菜を無駄なく使って温かい作りたてのおかずが食べられるのが魅力的なポイントです。「調理の手間を減らしたいけど、どうしていいかわからない」という方はぜひ一度活用してみてください。

    【時短と栄養を両立】おすすめの冷凍野菜とミールキット5選

    ここからは、時短と栄養バランスに配慮したおすすめの冷凍野菜・ミールキットを5つ紹介します。ご自身の目的に合う商品を探してみてください。

    国産オーガニック 冷凍野菜詰め合わせセット


    新鮮な国産有機野菜を下ゆでしてカットしたこちらの商品は、毎日のさまざまな料理に使える汎用性が大きな特徴です。カレー用野菜ミックスやみじん切りの玉ねぎ、小房のブロッコリーなど7種類の野菜があり、どれも農薬・化学肥料は原則不使用のこだわりがポイントです。

    国内農場で栽培されたオーガニック(有機)野菜を使用。袋に切り込みを入れて、袋のまま電子レンジ加熱OK。食材の洗浄・切削は不要で、そのまま調理できるため、調理時間の短縮にも◎

    有機栽培 冷凍温野菜サラダ


    有機JAS認証あり、冷凍野菜サラダです。急速冷凍により野菜の細胞が壊れないようにする工夫で、本来の野菜の旨みと甘み、食感をキープしています。ブロッコリー、カリフラワー、にんじんがミックスされた、時短調理できる一品です。

    農薬や化学肥料に頼らず、自然の力で栽培した国産有機野菜を使用。冷凍ストックができ、野菜不足が気になるときにすぐに使えて効率的。袋のまま電子レンジ加熱も可能です。

    GREEN SPOON 選べるおかず12食


    食材の水分で蒸すスチーム調理によって、たっぷり野菜の素材が料理に早変わりする、本格おかずキットのご紹介です。ごろごろとした野菜がそのまま入っており、電子レンジで5分加熱するだけで食べられる、和洋中亜の豊富なラインナップが特徴です。野菜は瞬間冷凍されていて、おいしさにもこだわっています。

    忙しくて料理をする時間がない方におすすめ。電子レンジ5分で作れるたっぷり野菜のおかずキット。管理栄養士がすべてのレシピを監修。素材の風味を活かしつつ、食品添加物に配慮しています。

    タイの台所 手作りキット10個セット


    本場タイの味を再現した手作りキットです。ガパオ、カオマンガイ、ヤムウンセン、ラープなど、人気の4種類から選べます。10〜20分で完成する手軽さが魅力(炊飯時間は除く)で、スパイスや調味料をそろえる手間なし。材料がすでに入っているキットのため、おうちで簡単に調理できるのがうれしいポイントです。

    本格的なタイ料理が自宅で簡単に楽しめる手作りキット。スパイスや材料が入っているため、材料をイチからそろえる必要がないです。ガパオやカオマンガイなどの人気メニューがあります。

    プレミアム惣菜6食セット


    化学調味料・保存料・合成着色料を不使用としたお惣菜セットです。鶏塩じゃが、牛すじトマト煮込、和風ポトフの3つの中から選べて、盛り付けやアレンジ次第で和にも洋にも変化するお惣菜として楽しめます。パーティーやアウトドアのお料理に活用できるのも特徴です。

    全てのだしに天然のかつおだしと日高昆布を使用。素材本来の味わいを引き立たせる調味料へのこだわりが特徴です。湯せんや電子レンジで温めるだけで食べられ、手軽に栄養を補給したい方におすすめです。

    おすすめ冷凍野菜とミールキット5選


    種類 特徴 使い方・調理時間
    国産オーガニック 冷凍野菜詰め合わせセット 国産有機野菜使用、下ゆでとカット済み 袋のまま電子レンジで加熱
    有機栽培 冷凍温野菜サラダ 国産有機野菜使用、下ゆでとカット済み 袋のまま電子レンジで加熱
    GREEN SPOON 選べるおかず12食 和洋中亜の豊富なラインナップ 耐熱容器に入れて、電子レンジで加熱
    タイの台所 手作りキット10個セット 本場タイの味を再現、スパイスと材料込 10~20分の調理時間
    プレミアム惣菜6食セット 化学調味料・保存料・合成着色料不使用 湯せんや電子レンジで加熱

    冷凍野菜×ミールキットで食費の節約にも

    ミールキットは下処理いらずで、すぐに食卓に出せるという利便性があるものの、普段使いでは「少し値段が気になる」という点もあるでしょう。そのようなときは、価格が安定している冷凍野菜と組み合わせることで、食費の節約やボリューム感アップ、メニューのバリエーション増加が期待できます。

    【冷凍野菜×ミールキットの活用例】
    ・ミールキットのおかずに冷凍野菜を入れる
    ・冷凍野菜を使った簡単な副菜、汁物を添える
    ・ミールキットの利用頻度を決める(例:週1回など)

    また、ミールキットへの冷凍野菜の追加は、おかずのボリューム感アップのみならず、栄養バランスの幅を広げることにもつながります。使う食材が増えると、栄養素のバランスも整いやすいためです。冷凍野菜を追加する場合は、出来上がりの味をみて調味料で調整してください。 また、冷凍野菜は包丁・まな板不要で加熱し、和え物や汁物に利用しやすいのが特徴です。賞味期限も通常の生野菜と比較すると日持ちがよいため、あらかじめストックしておいて時間がない時の夕食や買い物ができなかったときの救世主としてお役立てください。

    冷凍野菜やミールキットの利用で毎日の食事作りをサポート

    冷凍野菜は、急速冷凍による栄養素の保持、時短調理、経済的な負担の軽減などに役立つお役立ち食材です。また、ミールキットにおいては、食事の目的や利用頻度を決めて活用することで、満足度や感じるメリットも多いと考えられます。

    冷凍野菜やミールキットの活用は、決して「手抜き」ではなく、私たちの食事や生活を応援するような心強い存在です。仕事や育児で忙しいときに、冷凍野菜やミールキットを賢く取り入れて、無理なく健康的な食事を始めてみませんか?

    堀川 えり

    監修者

    堀川 えり

    「身近な人の健康を支えたい」という想いで活動している管理栄養士ライター。学校や保育園での調理業務、医療機関での外来栄養指導など、6年の実務経験を経て独立。食の専門知識をわかりやすく伝えるため、200記事以上の執筆を担当。

    著者

    おゆきち

    育児と仕事に励むワーキングマザー。子供の食物アレルギーをきっかけに、自身で「ゆるグルテンフリー生活」を実践中。自身の体験から、無理なく楽しく続けられるグルテンフリーのアイデアや、食物アレルギーを持つお子さんとの食生活のヒントを発信。

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