【管理栄養士監修】グルテンフリーの市販おすすめ食品5選|米粉パン・麺の選び方

近年、グルテンフリーの食事で、米粉を取り入れる方は増えてきています。しかし、米粉製品を選ぶ中で、どの商品がよいか迷うことも多いでしょう。そこで本記事では、グルテンフリーの米粉を使った市販のおすすめパンや麺を厳選してご紹介します。
堀川 えり

監修者

堀川 えり

「身近な人の健康を支えたい」という想いで活動している管理栄養士ライター。学校や保育園での調理業務、医療機関での外来栄養指導など、6年の実務経験を経て独立。食の専門知識をわかりやすく伝えるため、200記事以上の執筆を担当。

著者

おゆきち

育児と仕事に励むワーキングマザー。子供の食物アレルギーをきっかけに、自身で「ゆるグルテンフリー生活」を実践中。自身の体験から、無理なく楽しく続けられるグルテンフリーのアイデアや、食物アレルギーを持つお子さんとの食生活のヒントを発信。

目次
     

    小麦と米粉の違い

    小麦には、「グルテン」と呼ばれるたんぱく質が含まれています。このグルテンは、パンの膨らみや麺のコシに関わる成分です。

    一方、米粉にはグルテンが含まれていません。しかし、近年は新しい品種や商品が登場し、小麦粉の代替品として広く活用されています。

    市販の米粉パン・米粉麺のメリット3つ

    市販の米粉パンや米粉麺への置き換えには、3つのメリットがあります。

    ・小麦よりアミノ酸バランスに優れたたんぱく質を含む
    ・グルテンを含まず、ダマになりにくいので調理の際に扱いやすい
    ・小麦製品が食べられない人にも食品としての選択肢が増える

    米は小麦に比べるとたんぱく質を構成するアミノ酸のバランスに優れ、大豆や肉類、魚介類と組み合わせることでアミノ酸をバランス良く補うことに役立つと考えられます。また、小麦粉の代替品として利用する場合、米粉はダマになりにくく、さらさらとしたテクスチャーで料理に取り入れやすいという側面もあります。さらに小麦製品が食べられない方でも手軽に利用でき、食品の幅が広がることも大きな利点です。

    市販のグルテンフリー米粉パン・米粉麺のおすすめ5選

    ここでは、市販のグルテンフリーの米粉パンと米粉麺のおすすめ品を5つ紹介します。

    国産米100%の米粉パン。特定原材料28品目不使用※で、多くの方が気軽に選びやすい一品。個包装のため衛生的に使いやすく、60日間の長期常温保存が可能。

    ※特定原材料28品目不使用とは、アレルギーを引き起こす可能性が高い28種類の原料(卵、乳、小麦など)を一切使用していないことを意味します。

    国産米粉の「ミズホチカラ」を使用。保存料不使用でシンプルに焼き上げています。約60日間の常温保存が可能で、おやつや朝食、昼食など多くの場面で活躍します。

    特定原材料28品目不使用で、厳選した国産米の「ミズホチカラ」と「コシヒカリ」を使用。シンプルかつ飽きの来ない味わいで、フレンチトーストやホットサンドなどのアレンジのしやすさも魅力的。

    厳選した国産米「ヒノヒカリ」を使用。保存料不使用で無塩・無添加のこだわり。常温保存可能で日持ちも長く、ゆで時間1〜3分のお手軽調理で忙しい日の時短に役立ちます。

    小麦粉や増粘多糖類※を一切使用しない、素材にこだわった米粉麺。2人分から手頃な価格で購入できます。常温で約1年保存ができ、贈り物にも◎

    ※増粘多糖類とは、食品に粘り気やとろみをつける目的で使われる添加物の一種です。

    米粉パン・米粉麺の失敗しない選び方3つのポイント

    最近では、スーパーや通販でも手軽に買いやすい米粉パンや米粉麺。しかし、その種類は増え、「どれを選んだら良いかわからない」といった声も少なくありません。ここでは管理栄養士の視点から、市販の米粉パン・米粉麺で失敗しない3つの選び方のポイントを紹介します。

    ノングルテン米粉認証制度のマークを確認する

    パッケージに「米粉使用」と書いてあっても、製造過程で小麦が混入している可能性があります。日本米粉協会の「ノングルテン米粉認証制度」のマークがついた商品や原材料に「小麦粉」の表示がないかを必ず確認してください。

    保存性の高さや長持ちのしやすさを確認する

    米粉製品は、小麦製品に比べると価格が高い傾向にあります。無理なく続けるために、冷凍保存ができるパンや常温で長期保存ができる麺など、保存性の高い商品を選ぶのも一つの方法です。米食の頻度とバランスを取り、無理なく継続できるよう工夫しましょう。

    米粉パン・米粉麺に適した品種を選ぶ

    農林水産省によると、米粉の需要拡大に向けて米粉パンや米粉麺に適した品種が登場しています。

    【米粉パンにおすすめの品種例】

    ・ミズホチカラ

    特徴:パンのふくらみがよく、米粉の加工に適している
    商品例:グルテンフリー米粉パン チョコレート、グルテンフリー米粉食パン

    【米粉麺におすすめの品種例】

    ・ヒノヒカリ

    特徴:もっちり食感とお米の本来の旨味や甘みが人気

    ・北瑞穂(きたみずほ)

    特徴:歯ごたえと口当たりが良く、麺の加工に向いている
    商品例:中山大吉商店 米粉麺、市川農園の米麺


    これらの米粉品種は、米粉のデメリットであるパンの膨らみや時間が経った後の食感にも配慮されているため、ぜひ一度召し上がってみてください。

    米粉パンや米粉麺の美味しいアレンジのヒント

    グルテンフリーの米粉パンや米粉麺は、「もちもち」「しっとり」とした食感が魅力の一つです。その食感を活かした、フレンチトーストやラスクなどのアレンジもおすすめです。

    米粉パンのアレンジ例 特徴
    トースト+バター 外側はカリッと、内側はもちもちとした食感。お米の甘みとバターの風味が調和し、思わず止まらなくなるおいしさです。
    フレンチトースト 米粉パンは卵液に浸しても形が崩れにくく、焼くとしっとりとした口当たりが楽しめます。
    ラスク 薄切りにして低温でじっくり焼くことで、サクサクの食感に仕上がります。

    また、米粉麺はうどんやフォー、ラーメン、パスタなどの和洋中さまざまな料理に使いやすいのが特徴です。

    米粉麺のアレンジ例 特徴
    フォー風のアレンジ 米粉麺ならではのツルッとしたのど越しと、アジアンエスニックな味付けとの相性は抜群です。
    冷製パスタ・冷やし中華 冷やしてもコシを感じやすい米粉麺は、冷製アレンジにもおすすめです。
    グラタン とろみのあるホワイトソースが米粉のショートパスタに絡んで絶品のおいしさです。

    米粉製品を活用してグルテンフリーの食事を目指そう

    本記事では、グルテンフリーの米粉パンや米粉麺、市販品の失敗しない選び方、美味しいアレンジ方法について解説しました。米粉はグルテンを含まず、米の持つ栄養素を備えた食材です。グルテンフリーの食事では、「ノングルテンJAS認証」や「小麦粉不使用」の表示に目を向けてみましょう。また、今回紹介した内容を参考にして、無理のないグルテンフリー生活を始めてみてください。

    ※原材料が変更することも稀にあります。また、製造ラインで混入する場合もあるので、商品パッケージの裏面(原材料・製造ライン)を再度ご確認してから購入するようにしてください。
    堀川 えり

    監修者

    堀川 えり

    「身近な人の健康を支えたい」という想いで活動している管理栄養士ライター。学校や保育園での調理業務、医療機関での外来栄養指導など、6年の実務経験を経て独立。食の専門知識をわかりやすく伝えるため、200記事以上の執筆を担当。

    著者

    おゆきち

    育児と仕事に励むワーキングマザー。子供の食物アレルギーをきっかけに、自身で「ゆるグルテンフリー生活」を実践中。自身の体験から、無理なく楽しく続けられるグルテンフリーのアイデアや、食物アレルギーを持つお子さんとの食生活のヒントを発信。

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